そして誰もいなくなったの作品情報・感想・評価・動画配信

「そして誰もいなくなった」に投稿された感想・評価

孤島の邸宅に集められた10人の男女の間でマザーグースの見立て通りに起こる連続殺人劇。そのタイトルと共にお馴染みのアガサ・クリスティー原作の最初の映画化。クレール作品だけに洗練されたユーモラスな見せ方が楽しい。疑心暗鬼に駆られた者たちによる互いの見張り合い覗き合いが一周回ってしまう場面の可笑しさ。それでも犯人が判らぬまま一人また一人と殺され減っていき緊張感が少しずつ高まっていくこのドラマの魅力だってちゃんとある。ラストのネタバラシへの筋運びは巧みだとは思うけれど原作の魅力を減じている印象。
まみ

まみの感想・評価

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テレビ朝日版のそして誰もいなくなったを観たことがあって、何となく内容は知っていた。

思ったよりも淡々と話が進んで行くから、え?こんなにあっさり?ってちょっと戸惑った。でも最後の30分は本当にドキドキさせられた。のに最後のオチが予想外すぎて拍子抜けした。あれ、その話ってコメディだっけ?
chiko

chikoの感想・評価

3.3
bbc版の同タイトルがとても面白かったので、映画版も気になって。


白黒の映像が孤島の洋館という舞台設定とマッチして雰囲気はバッチリ。駆け足ぎみなので多少コミカルな感じですが、間延びせず見やすいです。

問題のラスト!ドラマと180度違って衝撃でした。調べたらオチがふたつあって、ドラマが小説版、映画が戯曲版を採用してるからだそう。私の趣味は前者ですね。
で、映画のヴェラは無実なんですか…?
かねこ

かねこの感想・評価

3.5
amazon primeにあって惹かれて鑑賞。設定からして面白い。原作のあらすじは本当にそして誰もいなくなるので映画ではどうなるんだろーーと一気に観てしまった。

最初はインディアンの人形が怖くてホラー映画かと思った、、、あの童謡怖すぎでしょ。海外のお伽話とか童謡って結構残酷なの多いですよね、、。

案外、人が減っていく速度が早すぎて息つく間もなくラストへ進むから見易かった。
結末は意外だったけど映画的にはあれでいいのかも??小説も読んでみたい。
出演者全然分からなかったが、レベッカのジュディスアンダーソンが出ていた。
コナン好きなので見てて誰が犯人!?ってドキドキしながら見たし人が死ぬ度に人形が無くなっていくのも怖くてよかった。
でも原作は未読やけど原作の終わり方の方が絶対自分好みやと思うので、この映画ではそして誰もいなくなっ…てへんのかい!ってなったのやけど、それでも気持ち悪さと誰?誰なん?っていうドキドキ感は楽しめました。これが終戦時に作られたと思うとびっくりするよなあ

このレビューはネタバレを含みます

もうすぐ「ナイル殺人事件」が公開されるし、アガサ・クリスティが原作の映画を観たくなって鑑賞。典型的なクローズド・サークルで、金田一少年とか名探偵コナンとかを連想する部分もあった。
孤島の屋敷に集められた10人が、
それぞれ人に隠している罪があって、
そこにあるピアノの楽譜にある童謡に沿って殺されていく話。
SAWってコレ元ネタなのかな?
オズの魔法使い好きなんでBGMが心地よかった。
モノクロでも猫が尊い。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.8
様々なカタチに変容されて映画やドラマで何度も映像化されているアガサ・クリスティ原作の名作。
本作はその中でも一番古いと思われるルネ・クレールの映画作品。
原作はむかーし読んだことあって細かいところ覚えていないのだけど、ラストがあれ?こんなだったっけ?
古いからこれは、原作に忠実かと勝手に思い込んでいましたが、映画的な仕掛けを施したラストシーンに意表をつかされました。

逃げられない孤島。
事情を抱えて集められた招待客。
実在しない屋敷の主。

日本人ならば、市川昆監督✖️横溝正史作品でお馴染みのハラハラドキドキなシチュエーションですがこちらはそんなクローズドサークルの元祖。
屋敷に集められた互いのことを知らない8人の男女と、使用人の夫婦全部で10人。
マザー・グースの「Ten Little Indians」とリビングに置かれた10体のインディアン人形をリンクさせ、殺し方やヒントを散りばめて、容疑者全員に推理させていくゲーム的な要素がこの作品の面白さでもある。
とはいえ公開されたのは1945年。
画像も粗く、音声も割と聞き取りにくいが、こんな時代に作られた作品が今観てものんなに引き込まれるその理由は
ルネ・クレール監督が文学的ミステリー要素を少しコミカルに調理し、タイトルすら欺く展開でスカッとさせてくれたから。
もちろん原作はあれでいいけど、第二次世界大戦が終わりを告げる1945年に公開された映画ならば、このくらいにノリの良いラストも悪くないと思う。
菜

菜の感想・評価

3.2
原作と違うラストがコミカルだった モノクロなのがこれまた良いー アガサクリスティー好き 1945年って…母親が生まれた年の映画ですねーと思ったら昭和45年だった(笑)
スリルやサスペンスを楽しむというよりは、深まる謎を楽しむミステリーだと思った。

現代のミステリーに比べたら非常にシンプルな作りだけど、歌と人形に合わせて1人ずつ死んでいくという設定がやはり秀逸。白黒映画のため、光と闇の使い方が凝っていた。
ただ、映画よりきっと原作の方が面白いんだろうな、と感じた。
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