レアリテ男爵

そして誰もいなくなったのレアリテ男爵のレビュー・感想・評価

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)
3.8
白黒なのに、全然平気な位、ひき込まれた!
、、、これは原作者アガサクリスティ様様なんだろうねぇ〜!

おそらく原作しかり、脚本しかり、そして今作の監督の演出しかり、キャスト陣の演技しかり、当然スタッフしかりとなるんだろうか、、こんだけ途中で誰が犯人か、さっぱり分からんけど、みるみる生存者が減っていく中で、生き残ってる人間も誰もカレもが、これまた疑わしい、、そう観てる我々に感じさせる能力が凄い!!

、、、時々ボソっと誰かが言った一言が、広義の密室殺人と定義されてる今作の世界観の中では、不意にビビッときたり、グッときたり、ニヤニヤさせられたりするから、台詞も優れたモノ多しです!

ラストの衝撃的シーンに、少しの男女の機微もあったりして、オシャレな感じが、白黒映像なのを忘れさす程でしたとさ。^ ^