記念すべき甦ったスパイディ。
随所に原作愛を感じられる作品です。
日本でも子供向け番組をやったことがあるので
知名度は高いのではないでしょうか。
監督はなんとサム・ライミ。
すっかりメジャー作品の監督なのですね（笑）
いや、本当に悪い意味は全然ありません。
率直に期待値がそんなに高くなかったせいか、
とても楽しめました。面白かったです。
変に気取らずアメコミの楽しさをスクリーンに再現してくれました。
特筆すべきは善悪の主人公でしょう！
まずはトビー・マグワイア。「サイダーハウス・ルール」で
印象的な主人公を演じた彼が演じるスパイダーマンって・・？！
結果はなんとピッタリのキャスティング！変身前と変身後、
絶妙！さらりと演じてますが、最近のヒーロ物についてまわる人間性・・
演技派な彼でないとこの役はこなせなかったのではないでしょうか。
それからウィレム・デフォーですね～
期待通りの見事さで、役どころをびしっと明確にしてくれました。
ＶＦＸ全開の現代で無いと撮れなかった感が強いこの作品ですが、
全編通じて楽しませてくれました。音響も上手に使ってました。
続編が楽しみです！
