タコ社長

グラマ島の誘惑のタコ社長のレビュー・感想・評価

グラマ島の誘惑(1959年製作の映画)
4.0
コント要素高いなー明治座とかで大がかりなセット組んでどたばた舞台やったら楽しそうだなー肩の力を抜いて観れるわー、でもタイトルの「誘惑」ってなんやろなー単に楽園という意味合いを込めたのかなあと思ってたら。きのこ雲のシーン以降水面上では今まで通りなんだけどお話の構造は全てそこに集約されてきまして。あいという女の最後は沖縄そのものだったんじゃないかと思いました。ちょいちょい美術で匂わせていたのですが、ここまでとは。終盤の怒濤は本のタイトル通りになりましたね…。台詞では一切表現させないものですから尚更カッコいい。ヨシワラスープってフランキー堺っぽくてエロおかしいです(笑)。森繁さんの脱力ぶりもお見事でした。
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