『ロッキー3』の次のシルヴェスター・スタローン主演作。まったく予備知識なしで観始め、ただスカッってするだけの作品だと思っていたら‥。
小説『一人だけの軍隊』の映画化作品。
英語圏でのタイトルは『First Blood』(先制攻撃)だが、他の多くの国では『Rambo』で公開、これのほうがやっぱりいい。このあと『Rambo』でシリーズ化。
ベトナム帰還兵のランボー(シルヴェスター・スタローン)は、元戦友を訪ねた街で保安官に“よそ者”と目をつけられ逮捕され暴行を受ける。ベトナムでの苦い体験がフラッシュバックし、ランボーは山の中へ逃亡する。特殊部隊員だったランボーは“一人だけの軍隊”として保安官たちと戦う‥。
アクションシーンや爆破シーンが凄い。崖から落ちるシーンでスタローンは肋骨など4ヶ所を骨折したらしい。
PTSDという診断名はベトナム戦争後の1980年にアメリカで付けられた。ベトナムからの帰還兵300万人のうち50〜70万人がPTSD症状を抱えていたという。
『7月4日に生まれて』や『アメリカン・スナイパー』とも繋がってくるね。