食べるか食べないか。
この作品における結末なんてどうでもいい。
小学校を卒業する年にクラスで約束を決めた上で飼い始めた子豚を育て、クラスのアイコンとなっていくとき先生と交わした約束が現実的になる。
子豚が育ち、大きくなるにつれて生まれた感情を持ったとき、約束をどうするか。
この結論を子供たちにに決めてもらう担任には非情を感じてしまうが、こどもたちの議論に口を割ることなくただ見守り、クラスの決定を待つ。
何その展開…。季節の移ろいが途中で止まった気がする気のせいも…。と呆れに向かうのは野暮になるくらい
ただ、後半はPちゃんの議論しかなくなるから学校の生活感は限りなく薄くなってしまう。卒業を目の前にした小学6年生てあんなに授業なかったっけか。そこはどうしても自分の記憶と照らし合わせて気になってしまう。
まぁ、描くべきポイントは生命の命に対する授業なわけで。