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人斬りのtakatoのレビュー・感想・評価

人斬り(1969年製作の映画)
4.1
 なかなか見れなかった五社監督の異常な豪華メンバー時代劇がアマプラで見れる日が。こういう所があるからアマプラは侮れない。


 ストーリーに関しては、橋本忍脚本の割には原作の短編からあんまり上手いこと活かせてない気がするが、とにかく大映が誇る見事なスタジオと撮影の妙、血みどろな殺陣の凄まじさ、キャスティングの妙は見応え充分。


 せっかく裕次郎の竜馬や三島の新兵衛が脇に終わっちゃってのるのは勿体ないが、三島に関しては役者じゃないのに目力と殺気が半端なさ過ぎる。切腹の場面があるのは、後の運命を知っている者としては…。
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