このレビューはネタバレを含みます
得体の知れない、大きな何か。
ひとつは巨木のようにゆっくりと倒れ、
もうひとつは存在感を増していく…
何処からともなく湧き上がる高揚と焦燥に、衝き動かされるようにして…狂騒が訪れる。
これもまた…大きな攪拌を想わせる作品。
『なにがなんだか解らない』と評されているけど…何気にこれも『世界』の縮図だよねぇ🤔だって世界も、なにがなんだか解らないまま回り続けてるんだから(爆)
うん、独裁政権の圧政だとか、スターリンやフランコだとか…それで苦しんでる人々は気の毒ではあるんだけど、実際いつまで経っても無法地帯なのは不変なんだよねと、一人で納得してた。
でも、開放系なエネルギー流動が起きる瞬間ってのは…確かに普段より『その部分』がフォーカスされてくるよね。
うーん、めっちゃ規模を小さくすると…
昼休み前とか?(笑)
凝縮しすぎて伝わらないかな?😅
たくさん人がいて、その後にまた、授業や仕事が待ってる部分とか、近いかなーって(謎)
どっかで戦争があって、争いや苦しみがあって…でもテレビではくだらないワイドショーが流れてたりもする。
時は流れていく。
地球は回ってる。
人も動き続ける。
シャボン玉の表面みたいなイメージ。
あなたの周りは平和?
日本もだいたい平和?
それじゃあ、地球は?
ってか、平和ってどんな状況のこと?
誰かにとっては『取るに足らないこと』
でも、他の誰かにとっては、深刻な問題。
案外、そこらの街角にも転がってたりする。
それが全部、掌の上にあって…
でも、こぼれ落ちたりもして…
地球は今日も、そんな感じです🌏
面白い作品だった✨
ゲルマン監督、他のも観てみます👍