このレビューはネタバレを含みます
もうやめましょうよ!
命がも”ったいだい!!!
(´;Д;`)
はっ!?Σ('◉⌓◉’)
あやうく若い海兵さんになるトコでした(爆)
張り詰めて、殺伐とした空気感。
ソリッドな戦闘描写に見合った臨場感。
シーンと同期する効果的な音響の使い方。
これは映画館での観賞を推奨したい🎬
久々に『映画館』を心から楽しめたし、かなり久々に思考の捗る映画を観れました✨
山盛り過ぎて胸やけしそうですけどね(爆)
(; ̄ェ ̄)
流れも秀逸だし、本当に細かな部分にもこだわりが見える…気合いの入った映画です。表現や見せ方も、とても好感が持てる。
日常から非日常、そして狂気の坩堝へと深度を増していく中で、人間性の喪失と再生を2人のカメラマンの在り方によって対照的に描いていました。それが本作の最大の見どころと言ってもいいでしょう。
内戦の背景は表沙汰にはなりませんが、少し地政学的な見地があれば状況を『想像』するのが楽しいんじゃないでしょうか。
ガソリンスタンドでの空気感と、赤メガネを前にした時の痺れるような緊迫感の違いも…丁寧さが伺えました。
警察も機能していない混沌と無秩序の中で、それまでの正気が簡単に撃ち抜かれる。
唸らされるんですよね、この場面。
ここでも2人の主人公の姿が透けて見えてくる…カメラを『shoot』する姿勢とかね。
あそこで撃たれるキャラが日本人だったら、もっと思考でクネクネできてたかもなぁ(爆)
本当に考えるのが、楽しい作品でした。
またガソリンの話に戻ると、カナダドルなら話は別ってな感じのやり取りがあって…ドルが暴落して、国力が地に落ちてるってのが感じられたりするんですが…そこで気になったのが、そうするとアジア圏や東欧の動きも…って拡げて考えると、けっこう沼りました。
実際、お隣さんの経済情勢とか…笑ってられない状況を考えれば、燻る火種を想起しちゃいますからね。そのうちバックドラフトを起こすんじゃないの…って不安を煽られます。
他には、アメリカならではの『日常的差別』とかも思考のトピックになりました。アメリカはその成り立ちからして、ネイティブ・アメリカンの民族アイデンティティを破壊して、彼らを分断させて作られた国でもありますからね🤔日本との比較とか、気にしてみてもムズムズできちゃいますよ。
いや、もうこれ以上語ると止まらなくなるから…残りは個人的に楽しむ事にします🤐
我々の抱えている、諸々の『不都合』
その成れの果てを考えさせてくれた作品。
いつか私たちの日常が狂気に侵されてしまった時…自分がそんな状況で、どんな選択をするのか。コビーのように勇気ある数秒を生み出すことができるのか…そんな事を考えたりもしました(笑)
もっかい素振りしとこ!(爆)
もうやめましょうよ!
命がも”ったいだい!!!
(´;Д;`)