人々の審美的価値観にへりくだらず、かえってそれを挑発するような芸術作品への批判として、「こんなのだったら自分でも作れる」というものがしばしば見受けられる。しかし、本作は一見難解ではあれど、「自分でも…
>>続きを読むスコセッシの感想通り。検閲時代のタガが外れている。余白恐怖症のように画面が雑然としているし、役者の演技もオーバーアクトの範疇に収まらない。反面、ラストのスターリンの看取りにおける静謐さ。その締まりっ…
>>続きを読むズラウスキー作品ほどではないけど、登場人物皆テンション高いし声を荒げて噛み合ってんだか噛み合ってないんだかよくわからないことを喋るよね。
そして登場人物たちは次々にカメラの右から左から奥から歩いて来…
このレビューはネタバレを含みます
得体の知れない、大きな何か。
ひとつは巨木のようにゆっくりと倒れ、
もうひとつは存在感を増していく…
何処からともなく湧き上がる高揚と焦燥に、衝き動かされるようにして…狂騒が訪れる。
これもま…
ロシアの異才、アレクセイ・ゲルマン監督の「神々のたそがれ 」(2013)の前作。
1953年、スターリン政権下ソビエト。モスクワの巨漢の医師クレンスキーを中心に社会の混沌とした様子を描く。。。
…
映像の奇跡!!映像の神が味方した😭!
でも2時間半見て、どんな映画だったのか聞かれたら答えられない。ずっと見てて楽しいのに内容全く入って来ない。
フォーカスが変わる瞬間、廊下のずっと奥から人が歩いて…
“何が何だかよくわからないが、ものすごいパワーだ”というスコセッシの評がすべてを物語ってる。常に何かが巻き起こってるんだけど、基本、何だかよくわからない。当時のソ連の混沌ぶりを画面で表現したというこ…
>>続きを読む