ヌルハチ

ベニスに死すのヌルハチのレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
2.0
旅先で出会った美少年タージオに理想の美を見出した主人公が、疫病の感染を知りながらも彼の姿を追い求め続ける。
フランス映画らしい耽美な雰囲気だが全体的にはかなり退屈であり、途中の主人公のストーカーおじさんぶりにも冷や汗が止まらない。主人公の粘着質な熱視線に気付きながらも真っ直ぐな視線を返すタージオの反応がピュア。
ヨーロッパ中探してキャスティングしたというビョルン・アンドレセンの美しさは伝説に残るだろう。