なんやろかぁ。この作品を観てしまうと。真っ当なイカれ方ではあるよね。ハンニバル・レクター氏って。
"羊たちの沈黙"で登場したDr.ハンニバル・レクターは、もう狂い方が晩年過ぎてて…。イカれ方が歪みきってたけど。
こうやって、彼の生い立ちを観てしまうと。イカれ方に妙な説得力が増してしまうよね。
生まれながらにイカれた悪魔やと思ってた怪物も、最初は人の子だったという。心のどこかで、イカれた悪魔は生まれながらにして悪魔であってほしかった様な気がしないでもないよね。
人が理解を示せる存在ではあってほしくなかったのん。
人を狂わせるのは、人でしかない。
人の中に眠っている怪物。それを目覚めさせるのは、大きな喪失感。そして、愛情を注いだ者を奪った略奪者への憎悪。
目には目を。肉には肉を。
至極、真っ当ではあるよね。
正しいか、間違ってるかではなく。
怪物の覚醒。それは、最愛の妹へのレクイエム。
若きハンニバル・レクターの禍々しい美しさが、よりその狂気を引き立てるのよん。
頬肉の片方は、女性へ💞www
Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 3
Picture(画) 4
Acoustic (音) 3
23-71
春の顔ジャケ祭開催中💞www