ぽち

恋多き女のぽちのレビュー・感想・評価

恋多き女(1956年製作の映画)
2.4
どうもこのドタバタで出鱈目な喜劇がルノワール監督のカラーらしいのだが、個人的には好きになれない作風だった。

まずキャラがつかめないしまったく魅力が無い。
あの美しいバーグマンを使いながら、これだけ魅力ない人物像と言うのはなんと勿体無いことか・・

ストーリーはこの手のコメディではこの程度でもしょうがないが、他のキャラもブレまくりで勿論感情移入などまったく出来ない。
最大の見所のバーグマンの美貌も良かったのは最初のショットぐらいで、後はイマイチ。常に流れている金管を主体にした音楽も邪魔なだけだ。
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