2008/11/20鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ひたすら明るさの少ない映像に、すれ違う母と兄弟と娘のもどかしい描写が続いて前半は正直辛かったが、展開し始める後半は見逃せない。若干映画の枠を飛び越えたようなリアルさがあり、正視できないくらいの苦しさがあるが...母親の言動には終始イライラさせられ続けたが、そんな母親に捨てられ再会してからも自己都合を優先される状況の中でも全てを受け入れようとするホーテンスの真摯さに心打たれた。最後はまあ少しホッとは出来たが、現実にこのように行くかは果たして、というところだろう。
