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スティングのHIROのレビュー・感想・評価

スティング(1973年製作の映画)
4.5
修業中の詐欺師が、親同然の師匠を殺害したギャングに復讐するために伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで相手組織を徐々に追い詰めていく様を描いたお話。

実によくできた脚本だった。冒頭から小気味良く始まり、最後まで無駄なシーンがなく楽しめた。
最後のどんでん返しには「あ〜、騙された〜」と悔しい気持ちになりつつも、なんだか気持ち良くて爽快な気分になれた。

またポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの演技が素晴らしかった。
ポール・ニューマンは渋くて痺れるし、ロバート・レッドフォードは相変わらず色男ぶり爆発でイケメンすぎる。
この2人じゃないとここまで名作にならなかったと思う。

40年以上前の作品なのに全く古さを感じさせない脚本と演出。現在でも全然通用するくらいのクオリティだと思う。
騙されたのになぜかほっこりしてしまう素晴らしい作品。
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