東朴幕院

エンゼル・ハートの東朴幕院のレビュー・感想・評価

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)
4.1
久しぶりに鑑賞。
ハリー・エンゼルを演じたミッキー・ロークはハマり役の一つではと思ってしまう程、フィットしたものとなっている。
ロバート・デ・ニーロ演じるルイス・サイファーに戦前の歌手ジョニー・フェイバリットの行方を探す仕事を請け負うが、調査対象となる人物が次々と不審死を遂げていく中、ある結論に辿り着く。
これは非常に悪夢的な展開であり、挿入される現実なのか夢なのか分からない、エレベータが下降していくイメージやエレベータの扉が開閉するものなど不気味なショットがいかにもアラン・パーカーの趣味っぽくて好きだな。
そして背後の人物がせっせと陥れる為に変装して待ち伏せしたりするのが、微笑ましくなってしまう。
そういう間抜けな部分はあるが、個人的にも忘れられない作品だ。
東朴幕院

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