人を傷付けたのは彼のハサミか、それとも…。
出てくる人たち全てが身勝手で。
そんな人たちに振り回されるエドワードの話。
劇中で、彼は善悪の判断が付かない、と言われていたけど、善悪を超えた本当に大切なものを知っていたのは彼だけだったのでは?(ヒロインの彼女も警察官の彼も知らなかったと思います)
最後は綺麗にまとめているように見えるけど、エドワードは孤独から救われていないのがしんどいです。
彼を作ってくれた博士は彼の幸せを願ってくれていたのかな…なんてところまで想像してしまいそうになるほど、エドワードに感情移入しちゃってますからな。
ちなみに若いうちに見たときは恋愛ものと思ってましたが、それだけじゃあないんですよね。
見るたびに色々な顔を見せてくれる作品です。良作。