これもクリスマス映画の一種にはいるのかな、と思って、初めてきちんと通して観ました。
・郊外のコミュニティの排他性と同調圧力が、カラフルな家並みとポップなファッションを通して痛烈に描かれていた。
・ボーイフレンドのジムがすごく嫌なやつ。でも、現実にもこういうJockでトキシックマスキュリンの権化みたいな人は存在するよね…ジャケットの刺繍がファザコン&マザコンを揶揄しているみたいでくすっとしました。
・ナチュラに買収される前、インターネット登場以前のエイボンの描写が面白い。
・一家の父親の影が薄い。なんの仕事をしてるのだっけ…?エドワードが怖がられても、逆に人気者になってもあまり関係なさそうだし、ジョイスにレイプされそうになったことを話しても無反応なのは怖い。捕まってから法律の説明しても遅いのでは…
・警官が現実にはほぼいないだろうレベルで思いやりがあり、機転もきくキャラクターであることに少し救いがある。物語上はペグと似ていて、コミュニティの外部に属すような人物だからかな?
ウィノナ・ライダーが氷の彫刻を見つけるシーン、本当に美しい。