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シザーハンズのはっちのレビュー・感想・評価

シザーハンズ(1990年製作の映画)
4.0
【おばあちゃん… どうして雪は降るの?】


この作品が🇺🇸で公開されたのは1990年。
自分が生まれた年にどのような作品が公開されていたのかを知ろうと鑑賞!!

ジャケットだけを見て「ホラー作品」だと勝手に思い込んでた自分が恥ずかしい💦

まず、観終わって思ったことは、人は誰しも1つはコンプレックスを持っている。

それに対して周りは気持ち悪がったり、排除、排斥しようする。
人はそういう時に限って妙にチームワークを発揮しがち。

「自分って生きる価値が無いのかな?生きてても何の役にも立たないのかな」と思い塞ぎ込んでしまうかもしれない。

でも、

「それを受け入れてくれる、愛してくれる人も必ず居る」

ということを決して忘れてはならないと思う。

味方になってくれる人はきっといる。
ひとりじゃないんだって思える時が必ずくるんだな、と思いました。

絶望せずに、諦めずに必死に生きていたら人生楽しいよって本作を通して感じることができました‼︎

ラスト辺りで、エドの屋敷に街の人が「殺してやる!!」と息巻き襲いに行きましたが、キムの「彼は死んだわ」の一言と片腕を見せるとみんな「えっ マジ?」と一瞬、場が凍った雰囲気になりました。
そういうことですよね。

人が消えたり居なくなったりして、心の底から喜ぶ人なんていないってことですよね。

心の底から喜ぶ人や喜ばれる人なんて世の中には存在しないのかな、と思いました。

みんな、必要な人間なんだよね。
不要な人間なんていない。

そのような、優しい気持ちになれました。

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ジョニー・デップ×ティム・バートン監督初タッグ作品‼️

ジョニデのメイクの原点とも言える作品。


印象に残ったシーン・場面


⚫︎パステルカラーの街並み

⚫︎それに相反するエドワードのモノクロの屋敷
(街の人とエドとの隔たりのようなモノが表現されているようでした)

⚫︎若かりし頃のウィノナ・ライダー
(ウィノナめちゃくちゃかわいい😍
後半はもうウィノナにしか目がいかず…
金髪&ロングはやはり大正義‼️と改めて思わされました)

⚫︎愛していても抱きしめることができない。抱きしめたら大切な人が傷ついてしまう…という葛藤

⚫︎エドワードの健気なピュアな気持ち

⚫︎ご近所さんのオバさん達がみんなケバい🤣

⚫︎キムの彼氏が最低!😤

⚫︎雪の中で踊るキム


どの人間よりも人間らしいシザーハンズ。
冬にまた観たい!!










エドワード・シザーハンズ

★ジョニー・デップ

ケンタッキー州オーウェンズボロ生まれ。
ミュージシャンを目指してLAに来たが俳優に転じ、87年のTV「21ジャンプ・ストリート」で人気を得る。
しかし90年に降板して演技派の道へ。


主な出演作品

「エルム街の悪夢」

「プラトーン」

「妹の恋人」

「ギルバート・グレイプ」

「エド・ウッド」

「デッドマン」

「ニック・オブ・タイム」

「フェイク」

「ブレイブ」(兼脚本・監督)

「ナインスゲート」

「ノイズ」

「スリーピー・ホロウ」

「ショコラ」

「ブロウ」

「フロム・ヘル」

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ

「レジェンド・オブ・メキシコ」

「シークレット・ウィンドウ」

「ネバーランド」

「チャーリーとチョコレート工場」

「スウィーニー・トッド」

「パブリック・エネミーズ」

「アリス・イン・ワンダーランド」

「ツーリスト」

「ラム・ダイアリー」

「ダーク・シャドウ」

「ローン・レンジャー」

「トランセンデンス」

「チャーリー・モルデカイ」

「ブラック・スキャンダル」

「オリエント急行殺人事件」

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」








キム

★ウィノナ・ライダー

ミネソタ州ウィノナ生まれ。
本名ウィノーナ・ローラ・ホロウィッツ。
両親がヒッピーだったためLA郊外のコミューンで育つ。
2016年から配信ドラマ「ストレンジャー・シングス」に出演。


主な出演作品

「ビートルジュース」

「若草物語」

「ナイト・オン・ザ・プラネット」

「ドラキュラ」

「リアリティ・バイツ」

「17歳のカルテ」

「エイリアン4」

「オータム・イン・ニューヨーク」

「Mr.ディーズ」

「シモーヌ」

「嘘つきは恋の始まり」

「スター・トレック」

「ブラック・スワン」

「僕が結婚を決めたワケ」.

「バトルフロント」

「おとなの恋は、まわり道」
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