おじぇに

惜春のおじぇにのレビュー・感想・評価

惜春(1967年製作の映画)
3.4
帯の上から締める「組み紐」作りの老舗の三姉妹の
財産相続とか、恋とか、家業とか。

大旦那が亡くなり、三人の娘の中でこの家に一番相応しい
婿を見つけたものに遺産を相続するという遺言を残したために
森光子扮する元お妾が一人はりきりだすという…
(次女三女は森光子の娘なので)

森光子の最低ぶりはお見事…余りのクソさ加減に次女役香山美子の
手のひら返しには思わずガッツポーズでした。
三女の加賀まりこはオシャレでかわいいんだけど飽きるんだよな。

新珠長女は自己犠牲の精神が強いのかお人好しなんだかで、
両思いっぽかった男たち2人共を妹達に譲り、その結果
家業を継ぐこともできずに何処かに旅立つ始末。

組み紐作る台だけもらって嬉しそうでしたが私なら気がふれる。
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