おじぇにさんの映画レビュー・感想・評価

おじぇに

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新旧洋邦ジャンル問わず。点数は適当となっております…。

映画(488)
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.0

落語のような間抜けっぽいおかしさが楽しかった。
これは言葉も聞きやすいし、人物の描き分けも明確で時代劇でもすんなりその世界に没入できます。

丹下左膳というカタワのヒーロー活劇という先入観でしたが、彼
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質屋(1964年製作の映画)

3.6

音楽クインシージョーンズかと思いきやソウルボサノヴァの雑な扱い。

スラム街で経営する質屋は鉄格子的な金網越しの接客スタイルという点に震。
そして虚無を金に変えようと話を盛る客たちの貪欲さに胸焼け。
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愛のお荷物(1955年製作の映画)

3.8

風刺喜劇なんですね~

人口増加を食い止める法案を議論する国会答弁とか、今ではそれ自体がカリカチュア的というか…結構長いシーンで、皆淀みなく丁々発止のセリフ合戦(しかも川島雄三的スピード)なのに関心し
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水で書かれた物語(1965年製作の映画)

3.6

以前はソフトを借りたものの、難解なこと極まりなく長尺で観終えるのもきつかった吉田喜重作品…

こちらは石坂洋次郎原作でビギナーにも易しかったです。
光の上品な美しいモノクロ画面。
話の核となる岡田茉莉
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鬼婆(1964年製作の映画)

3.4

2回目だけど、やはりピンと来ず。
海外で受けそうなのはわかる。

乙羽さんも気合い入り過ぎてて、あまり好きな女優でなかったけど、仕事ぶりを拝見する中で腑に落ちるようになったお方の1人。

今観たら年増
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息子の青春(1952年製作の映画)

3.5

ちょっと現実場馴れしてるというか…大変ガーリーな世界観。性善説って感じです。ちょっとトンマなところも和む。

古都(1963年製作の映画)

3.8

なんか分からないけど、はちゃめちゃに感動してしまった。
京ことばって目上の人にも年若な人にも敬う気持ちが感じられて、うわー!
となります。皆がこういう風に他者と接する事ができたら理想的。

宮口精二が
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真空地帯(1952年製作の映画)

3.8

面白いけど、セリフが聞き取れない箇所多数。

日の果て(1954年製作の映画)

3.7

梅崎春生原作の戦争もので野火+地獄の黙示録という雰囲気の話。鶴田浩二ですら善だけにはさせておかないのが戦争……

ペン偽らず 暴力の街(1950年製作の映画)

3.5

ヤクザが牧歌的。女性が助けを求めると近隣住民がワラワラ集まるのが現代とは違いすぎて感動した。民衆の団結で何かを変える感じ熱い。

金環蝕(1975年製作の映画)

3.5

ステレオタイプな悪徳政治家が見たい時はコレですな。

白い悪魔(1958年製作の映画)

3.9

これなんて少女漫画?

野添ひとみに感情移入して、早く次のページ!ってなりました。
ベタだろうと好きなんだ少女漫画が。
モラルに配慮するか…パッションが勝るのかハラハラ。言うまでもなく二人とも華やかだ
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夜の女たち(1948年製作の映画)

3.5

余裕綽々で検査にのぞんだ高杉早苗がアレだったのが一番の衝撃。

ちょっと終盤の田中絹代に喋らせすぎな気がしてしまった。

接吻泥棒(1960年製作の映画)

3.8

パパラッチにキス写真撮られ、タイトルロールからそれが週刊誌の表紙になるのにいきなりグッときた。

団ちゃん、最初は真ん中に寄った丸顔と太眉がどうも苦手だったのだけれど、えーこの人の何処が良いんだろ?と
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愛人(1953年製作の映画)

3.6

市川崑で『愛人』かつ有馬稲子って…
因みに愛人的な要素は皆無でした。

ライトなお茶の間ラブコメに、市川崑印がボンボン押されているような映画です。ふふふ…私は好き。タイトルの中原淳一風フォントがぎゃん
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鶴八鶴次郎(1938年製作の映画)

3.6

長谷川先生の面倒くさい女子のようなキャラにいささかイラっと…

ふたりが同じような原因でケンカし続けてて段々笑けてきた。
山田五十鈴の返しが面白い。

浪華悲歌(1936年製作の映画)

3.6

元々お父ちゃんの借金肩代わりすべく妾になった事に端を発するのに、家族の冷遇ぶりがひどくない?

みるみる転落していく山田五十鈴。泣き崩れたり愚痴らないのが良くて。

溝口ガールズの逞しさ…見習いたい。
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

時代の狭間に消えて行く運命だった、キワモノ的事件に再度スポットを当ててみようとした目の付け所が良い。
今の感覚でゴシップメロドラマにするのかな?面白そう…という読みは外れていた。

そもそも、トゥシュ
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沈丁花(1966年製作の映画)

3.9

久々に面食らうほどの大衆的ホームコメディ。
登場人物と、エピソードと、ギャグモリモリで、かつ尺長いので、後半ちょっと胃もたれしてきたけれど楽しい一本でした。

星由里子さん美しいー!!
団ちゃんキュー
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あにいもうと(1953年製作の映画)

3.4

キャストのわりに盛り上がらず…
浦辺粂子のお母さんはとても良かったです。

噂の娘(1935年製作の映画)

3.5

淡々としんどい。

短くていいんだけど、風呂敷広げきったとこで終わった感じはする。

サラバ静寂(2017年製作の映画)

3.2

切腹ピストルズの上映後トークが聞きたくて、初観賞。

ライブシーンはアスフォートと切腹さんがめちゃめちゃに映っていて楽しい余興でした。灰野敬二のフィーチャーぶりにも笑みがこぼれる。

初めての爆音ノイ
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みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

2.9

佐藤允が残忍な犯行を繰り返す割りに、行動原理が謎であった、、

発端となる事件がかなり斬新です。
出落ちくらいのインパクト。

珍作。

家庭の事情(1962年製作の映画)

3.8

誕生日に定年を迎えた父親とそれを祝う四姉妹。その席で父は退職金と蓄えを等分にして娘たちに渡す。

とにかく色んなものが藤間紫色に塗り替えられた感あり。見たことないよな濃いアプローチで山村聰にグイグイ迫
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四人目の淑女(1948年製作の映画)

3.5

極悪な笠智衆が白眉!

自分と金目当てに結婚しようとする華族の令嬢に対し「高慢な美人が金に這いつくばる姿が見たい」と高笑い。
他にも「そんな古新聞みたいな惨めな姿だったら町のどこにでも転がってるんだ!
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晩菊(1954年製作の映画)

4.5

成瀬の中でも特に好き。

元芸者たちのその後。
おじさんのいい話たくさんなのに、おばさんのいい話はなかなか無いんですよ。
杉村春子の素晴らしさよ…

思いを残す元彼、上原謙との久しぶりの再会。帰宅する
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桜の代紋(1973年製作の映画)

3.5

若山富三郎アイドル映画。

とにかく奥村のキャラだけでご飯3杯はいける。

暴れ犬(1965年製作の映画)

3.5

天知茂出ないのか、、大坂志郎が悪い訳じゃないけど、、、鴨井大介はいつも通りルパンみたいでかっこ良い。

ヒロインも魅力不足に思われ、ミヤコ蝶々とか坂本スミ子で凌いだ感あり。
草笛光子も今ひとつ光る役で
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.6

好きな映画だけど、何度観てもやはり加賀まりこの演技がどうも…
同じく鹿賀でも丈史はめちゃ光ってる。
大竹しのぶがかわいくてつらい。

高品格の弔い方が良いよね。

泥の河(1981年製作の映画)

4.5

ワンピース畳んで返す所、ひとりで校庭で遊んで居る所、カニに火をつける所、ずーーっと走って追いかけてく所。いつまでも心に残ってる。

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