池之端に在る老舗の当主が亡くなり、遺言で、店を継ぐに相応しい婿を得た娘に相続させることに。長女(新珠)は正妻の子だが、次女(香山)と三女(加賀)は妾腹の子だった…。原作脚本は平岩弓枝、中村登脚本監督…
>>続きを読む格調高い日本美の映像と下世話感のバランス感覚。めちゃくちゃ面白い。2人の男に言い寄られてもゴーイングマイウェイな新珠三千代が最後スッキリした顔してて良かった。色々あっても疲れた時に良いアドバイスくれ…
>>続きを読む恋愛とかの話になってくるのかと思ったらガッツリ職人の映画だった。
主人公のお姉さんがとても人柄が良かった!
開口一番に「女と一緒には仕事できない」とか言ってくる人の褒め言葉も素直に受け取るし、いろ…
2023年ベスト級。
何気ない進行の中にさながら絵画のようなカットが挟まれる。
歴史の中に美を探求するのではなく、京都の山寺や丹波奥地を訪れ自然の中に美しさを見出していく。まさに真理を説く。
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ものづくりへの敬虔な美意識が映画全編に張り詰めているのだが、静物への尊敬と愛を携えたキャメラの眼差しがそれを見事に体現する。寺をはじめとした建造物、帯紐、壺、黒電話に至るまで全てに敬意が払われていて…
>>続きを読むフェイバリット監督、中村登のレア作の貴重な上映機会、シネマブルースタジオにて
今回、シネマブルースタジオで過去いち客が入っていた、自分込み11人
67年ということで、以前観た爽春と同じく、60s終…
中村登にしては語り口がもたついてるし、突出したショットもないが、組み紐を作るシーンだけは2時間でも観てられる。新海誠『君の名は。』で組み紐を観た時は全く印象に残らなかったが、日本古来の伝統技術は映画…
>>続きを読む仕事に一途な藤代、マイペースな喜久子、自由奔放な桃子。それぞれの個性と共に艶やかな着物姿が目をひきます。
しかし物語が進むにつれてお金や愛(男)など欲望が浮き彫りになっていきます。
と…