フェイスノーモア

原子力潜水艦浮上せずのフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

原子力潜水艦浮上せず(1978年製作の映画)
3.4
チャールトン・ヘストン主演、潜水艦事故とその救助をテーマにしたドラマ。
船舶と衝突事故を起こして海底に沈んでしまった米海軍の原子力潜水艦の乗組員と、彼らを救助するために尽力する人たちの物語です。
劇中の潜水艦が置かれた状況的にはかなりやばいのですが、他の潜水艦事故を扱った映画でよくある原子炉のトラブルがテーマではないので、序盤から中盤にかけては割とのんびり…というかそこまで緊迫感を感じない作りでした。
まぁ海底で動けなくなってしまえば潜水艦の乗組委員にできることはそんなにないということなんでしょう。
本格的な救助作業の始まる終盤は、潜水艦よりも救助する側のドラマがメインに描かれます。
途中まで若干ダレる感じではありますが、なかなか良くできた映画だと思います。