『怪盗グルー』シリーズ、『ミニオンズ』シリーズの第1作目の全ての始まりの話。
グルーのしょーもない頭脳の無駄遣いさの感じも、ミニオンズの可愛らしさと憎たらしさも、度が過ぎる破天荒さも1作目から全開。
自称大悪党のグルーが、ついに一念発起して、“月を盗む”ことを決めて計画する。
途中ベクターなる、別のしょーもない悪党に邪魔されるても、あの手この手で倍返し。
そのあの手この手の中の1つの手段で孤児院から引き取った3姉妹。
マーゴ、イディス、アグネス。
このかけがえのない3姉妹との出会い。
何かこのシリーズ、グルーやミニオンズや敵キャラに笑わされてそこはそれで面白いんだけど、この3姉妹が1番グッとくるポイント。
身寄りのない3姉妹が孤児院から連れてこられる。
が、グルーは親代わりで別に育てたいわけでもない。
3姉妹ともそれなりにキャラが立っててグルーがいなくても仲良くやってる。
でも、あれこれとグルーとの出会いや生活を通して、3姉妹もグルーも、お互いに今までなかった部分を伸ばし合うというか。
曲がりなりにも家族の形を作っていくというか。
このほっこり部分がこのシリーズで1番好きなところかも知れない。
話も結局、月を盗めたのか何なのか。
だが、そこが本題ではなく、大切なのはそういうところになってるこのシリーズが愛おしい。
第1作目のミニオンズ達は、微妙に喋る。
そこもある意味、見どころ、、、?