このレビューはネタバレを含みます
スタンリー・キューブリック監督による戦争映画。
前半は海兵隊訓練所での訓練風景、後半は戦地での活動という二部構成。
教官からこき下ろされる罵詈雑言のラッシュは聞くに耐えないレベルで、演技を越えて出演者が怒りだしたとされるエピソードも十分頷けた。
日本語字幕の翻訳も監督自らチェックし、戸田奈津子による生ぬるい翻訳が却下された話も有名である。
前線での描写はやはり紛れもない戦争映画だった。
台詞や音楽の使い方等個性を感じつつも、前半に比べると破壊力は衰えて見えたかな。