ちぇるごまる

見知らぬ乗客のちぇるごまるのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
4.6
ヒッチコック監督作品。
モノクロ映画。
偶然汽車に乗りあわせた男。
偶然?
彼はテニスプレイヤーである主人公のファンだと言ってプライベートに関わろうとし、一方的に交換殺人を提案するが…。
クライマックスで、テニスの試合をするシーンと落としたライターを手探りで探すシーンを交互に見せ緊迫させる効果をもたらす編集やメリーゴーランドが急速回転し一般客を巻き込むシーンは圧巻。
内容もさることながら、撮影・編集は素晴らしく冒頭から引き込まれ、1時間40分の上映時間があっという間に感じた。
一切の無駄の無い極上のサスペンスで唸るほど良く出来た映画だった。
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