炭酸煎餅

ピンク・パンサー3の炭酸煎餅のレビュー・感想・評価

ピンク・パンサー3(1976年製作の映画)
2.8
クルーゾー警部が主役になってからの「ピンク・パンサー」シリーズの2本目(実質的には3本目)。
アマプラには何故か「2」は配信自体が無く、クルーゾー警部主役シリーズ1本目の「暗闇でドッキリ」は(この辺のシリーズの構成ほんとややこしいので詳しくはWikipediaでも見てくださいw)今のところ見放題終了寸前ではないのでとりあえずシリーズフォーマットが固まってるっぽいのを観ておきたいな、というぐらいの感じで観てみたんですが、まあ流石にノリは古い(実際古いので当たり前)ですしギャグのネタもめっちゃくちゃ下らないんですけどそれなりに面白かったですね。

「ピンクの豹」でのクルーゾー警部は小ボケみたいなドジや間の抜けた事を次々やりながらも刑事としての能力は結構有能、という感じだったのが本作では「歩く迷惑レベルのドジを踏みながら、恐ろしいまでの強運で危機を全部すり抜けて何故か事件を解決してしまう」というキャラになっていて、よりドタバタコメディに合わせて調整された感じなのかなという印象を受けました。

お話の方は「007」的なスパイもののパロディ(OP、EDのアニメでもその他映画パロディが色々盛り込まれていて楽しい)でもはやタイトルの由来である宝石・ピンクパンサーは影も形もないんですが、まあもしも気になったらダラーっと観てみるのもいいんじゃないでしょうか。
炭酸煎餅

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