すっごい「たのしいばかえいが」だった……w
正直、途中までは色々ゆるい設定にストーリーラインのバラけたシナリオ、コングとゴジラの前作までの超越者然とした神々しさはどこへ……?という感じの泥仕合っぷりにええ……となってたんですが、終盤の「お待たせしました!いやー実は今回こういうのがやりたかったんすよ!」とばかりに出される大乱闘と雑さが逆に活きる展開で最終「……うん、ま、いんじゃないっすかね!」となれる感じの映画だったように思います。
メカゴジラの見た目がなんか弱そうだったのと、「やっぱりこれはアメリカ映画なんで」という事なのか、最後の決めの一撃がコングだけだったのはちょっと物足りなかったかな……。
色々リスペクトというかオタクへのくすぐりを感じる「細かすぎて伝わらない」文脈要素はわりと好き。