ジョージ・キューカー監督作品。
金を横領した父親と共にロンドンに逃げようとするキャサリン・ヘプバーン演じるシルヴィアだったが、父親に女は足手まといになると言われ、男装をする決意をし・・・という話。
キャサリン・ヘプバーンの男装という要素が目立つ。男装の演技が上手くて、好青年に見える。ヘプバーンの演技が楽しめた。全体的に出てくる人物のキャラが濃くてバタバタしている。
ケーリー・グラントは戦前の白黒映画だと、クズキャラを演じる割合が多くなるような気がする。
ロンドンに渡った後の中盤あたりから、脚本が迷子になっているような印象を受けた。急に話が展開して、方向性もかなり変わる。コメディかと思ったら急に暗くなったり。
ケーリー・グラントの上半身裸がレアな気がする。そして少し踊る。