【史上初！地上4,000mのノンストップ・エンタテインメント！】
ロッキー山脈に落下した1億ドルの入ったトランクを探す強盗団と、山岳救助隊のお話。
リブートされるニュースを見たので、久しぶりに（ほとんど記憶になかったけど）鑑賞。
荒唐無稽というより、設定が荒くてそれが逆に真面目にやってるから面白い。
まず、上空で飛行機から飛行機への現金強奪（この時点でかなりトリッキー）、現金の入ったトランクがロッキー山脈に落下。山岳救助隊を呼んで銃で脅してトランクに付けられたGPSを頼りに探索（山岳救助隊はまだしも強盗団は登山服じゃない）、現金の入ったトランクを山岳救助隊に取りに行かせる時に、下手なことされないように服を脱がせてTシャツで行かせる（腐っても雪の残るロッキー山脈で無理がないか？）などなど、観ていてそんなことあるか！という展開が、この時代独特の特撮で描かれるから観ていて楽しい。
オープニングで、スタローンが友だちの彼女を山で救助出来ずに死なせてしまった話しが、ほとんど本編に活かされてなかったり言いたいことは『山』ほどあるけど、ザ・ハリウッド映画の最盛期らしいご機嫌なアクション映画だった。
