「モンスターズ」という題名とは裏腹に、モンスターがほとんど出てこないのが驚き。劇中の大半は主人公の男女がアメリカまであの手この手で移動する様を見せているだけで、たまにモンスターが出てきたとしても暗いところでぼんやりと…とかで、派手に襲われたり弱点をついてやっつけるなんてことは一切なし。
何故かっていうと、明らかに予算がないから…なんだけど、あえて”モンスター”ではなく”モンスターに侵略をうけた世界”にフォーカスをすることで、低予算をカバーしつつも今までとは違ったモンスター映画になっていて、まさにアイデアの勝利、って感じ。
と言っても、僕はやっぱりドタバタやってる方が好きなんだけども…。
(2014.64)
