2018年 186本目
ニューヨークの金融街でイキり倒す男が、毎朝自分に気合を入れる為に「ゲッコー！ゲッコー！コケゴッゴー！」とニワトリの鳴き真似をしながら絵画を買い漁る映画。その鳴き真似に心酔して2代目コケゴッゴーを目指す若者役にチャーリー・シーン。
この人いないと成り立たないだろ〜！ってくらい役にハマってる人が時々おりますが、今作のマイケル・ダグラスもそんな感じ。嫌味ったらしくて独善的で、絶対友達にはなりたくない！近所に住んでてもヤダ！町内の溝清掃とか絶対参加しないで「罰金は払うぞ？ほら！3000ドルだ！」とか札をバラまいてそうな奴、知らんけど。
「強欲は正義だ！」の信念でお金を稼ぎまくるのですが、お金を稼ぐ事は悪い事じゃないし、むしろサービスだボランティアだとやる事は美徳でも何でもなく、自分や家族の生活を豊かにする為にお金を稼ぐのは当たり前や〜ん！とは思うんですが、法律破ってまで稼ぎまくるのは試験で事前に問題知ってて100点取るのに近いので、そこを許容できるかどうかでゲッコー！ゲッコー！コケゴッゴー！になれるかの差が出て来るのかも知れません。
