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モンスターのharuのネタバレレビュー・内容・結末

モンスター(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリスティーナ・リッチ目当てでしたが、美女として名高いシャーリーズ・セロンが見事に変身しててびっくり。役作りって大変だね…ここまで体型変わると顔も変わるらしい。いつもの美しさが完全に消えてます。(このあとすぐに戻っててそっちのがびっくりだ)

アイリーンはセルビーにすべてを捧げた。
小さい頃から金を稼ぐ手段として売春を行っていたアイリーン。男性と幸せを掴むことができず、愛する女性セルビーのためについに殺人まで犯す。
悲しいところはやはり、セルビーがあっさりアイリーンを裏切るところでしょうか。アイリーンが起こした連続殺人は、元々セルビーの生活費を稼ぐために行われたことで、彼女にまったく責任がないはずはないのですが、まるで私は関係ないという態度。そりゃないだろ((((;゜Д゜)))
でもそもそも二人の愛は大きさや種類が違ったのかな。アイリーンが求めたものは、セルビーの幸せ(=豊かな生活)。けれどセルビーが求めたものはアイリーンの幸せではなく、自分の幸せ。求めているものは同じなんだけど、やっぱり愛は相互に与えあうもの、この二人は一方通行な感じ。
アイリーンはすべてをわかっていたのに、セルビーに尽くし続けた。方法を変えれば二人は幸せになれたのでしょうか。普通に働くという選択肢はなかったのか。体売ったほうがラクだから?
実話ときいてびっくりです。
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