はま

バベルのはまのレビュー・感想・評価

バベル(2006年製作の映画)
3.4
☆ブラッド・ピット
時系列や場所が違うバラバラのストーリーが交錯しながら展開する、とあったので難しいのかなぁと思ってたけど物語自体は分かりやすくてすんなり見れました。日本がちゃんと日本(時代は感じるけど)で安心する。撮影も役者も日本だった。

【モロッコで起こった銃撃事故。その加害者、被害者、被害者の子供達、そのベビーシッター、甥…1つの銃弾が全てを狂わせていく。】
見事なまでにガラガラとそれぞれの人間の心が崩れていくわけですが、大体の人が「なんっ…やねんお前…!」みたいな人ばっかだったので感情移入というよりは憐れみを感じた。立場でいうと被害者のブラピ・ケイト夫妻もベビーシッターからすれば立派な加害者。日本のストーリーだけは孤立しがちだけどあれはあれで好きでした。
ブラピ・ケイト夫妻に起こった出来事が一本の映画だとして、それを見ながら「銃はどこで手に入れたんかなぁ」とか「子供達は大丈夫やろか」って話の本筋じゃないとこを想像してしまう時あるけど、それを全部描き切っちゃう感じ。超細かい。
でもみんな…やっぱ…人間ってバカな生き物だなぁ…って思った…←

エル・ファニング小さくて気付かなかった。あとガエル・ガルシア・ベルナルさん前から気になってたけど超イケメン
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