Mariko

西部無法伝のMarikoのレビュー・感想・評価

西部無法伝(1971年製作の映画)
3.6
南北戦争直前、白人と黒人のコンビが詐欺で西部を荒らしまくる(...まくらない笑。割と地味)というストーリーなんだけど、現代で考えると相当センシティブな件をたくさん含んでいるにも関わらず、そういうところはまったくおかまいなしのなんとも長閑なタッチなので、一般的に観ると見応えがない、という印象ではないかと。

ツッコミどころがどうとか言い出すとキリがないんだけど、案外展開が読めない(あまり観たことがない種類の映画ではある)ので、ほんわり最後まで楽しめる。まあ、これは私がジェームズ・ガーナー好きだからだろうな。

序盤、この二人実は恋愛関係だったりする?とか一瞬思ったけど、流石に71年作品の長閑な西部劇にそれはなかった💦。そういう匂わせと黒人差別問題をもっとシリアスに扱ってリメイクしたらかなり面白そうなんだけど。
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