Mariko

ケイン号の叛乱のMarikoのレビュー・感想・評価

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)
3.8
昔観た気がしてたけど、観てみたらまったく記憶にないので、たぶん初鑑賞。
米海軍の掃海駆逐艦ケイン号での、艦長と乗組員の確執のドラマ。

ハンフリー・ボガート、今作は『サブリナ』と同年なのだけど、こっちの偏執症艦長の方が断然ハマってる。ま、常々サブリナのオードリーの相手役としては気持ち悪い(個人の感想です💦)と思っている私ではあるけれど。

なかなか面白いのだけど、今いち焦点が定まってない感はあって、まずエリート候補生の恋愛パート要らないでしょう。
ハンフリー・ボガートが新艦長に就任してからの確執とパラノイアが悪化していく様子、そして何より艦を降りてからの軍法会議に絞ったらもっと面白くなったと思う。あの軍法会議後のパーティ?の後味の悪さをもっと上手く見せてくれたら最高。現代にも通じる、いや現代の方がより深刻であろう組織運営の難しさがテーマなので、リメイクしたらいいのになあ。

ここは是非クリストファー・ノーランに時系列操作して作って欲しい。
艦長RDJ、作家の通信長大尉にキリアン・マーフィ、副長トム・ハーディ、新任の候補生にトム・グリン・カーニー、ミートボール(リー・マーヴィンがやってた甲板員)はアーロン・テイラー・ジョンソン、弁護人の大尉はマット・デイモン、旧艦長はマーク・ライランス、もう完璧!!!(妄想にも程がある🤣)


ちなみに個人的最大の見どころは、甲板員のリー・マーヴィンのセイラー姿💕 
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