Mariko

インセプションのMarikoのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.9
レビューしてなかったシリーズ。
ううむ、私の中では最近の映画だと思ってるんだけどもう14年も前の映画なのか。

最初観たときサッパリわからなくて、でもなんていうかめちゃくちゃ脳が覚醒する感じがあって、これはもう1回観ないと! って、つまりここからクリス・ノーランのあの味にハマった感があった。

もう今更どこがどういう風に凄いか、とか書くのもナンなのだけど、冷静に考えると荒唐無稽なただの"夢"物語みたいなのをここまでの説得力を持って見せられる脚本・演出と何より映像の力というか。
あとは何度も書いてるけど。私はこういう"桃太郎展開"が大好きなので。
そこにあのキャストだからね。このヒト誰?ってなったトム・ハーディ。軽薄に見えて頭がキレる肉体派、ヤバ過ぎるでしょ。
更にこのヒト誰?ってなったキリアン。この後かなり追っかけていろいろ観たけど作品でイメージが激変するのも凄い。今日このレビュー書こうと思ったのも、このところオッペンハイマー効果か「この人(キリアンのこと)って何に出てた人?」って複数の人に聞かれていろいろ話す中で、必ずインセプションの話をしてたから。

で、何故スコアが5じゃないかっていうと、コブ・モル(一応主人公?)がどうしても好きじゃないから。まああのお騒がせ夫妻がいなかったらこのストーリーにならないのは十分わかってるんだけど笑、こんなに面白くてあんなに山ほど素晴らしいところがあるのに5億点案件になってないのは、そこ。
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