満ち潮で孤島状態になる古城に暮らす中年男と若い妻
そこへ怪我を負ったギャングが逃げ込んでくる
古城に住むフランソワーズ・ドルレアックなんてお洒落感満載そうだけど観終わってみるとなんか変な映画だったな
悪党に巻き込まれる不条理系?と思ってたら夫婦もなかなかの変人でギャングに同情してしまう場面もある
裕福な夫婦+侵入者で三人の不均衡なパワーバランスを描いているのは『水の中のナイフ』と同じ構図
三人とも歪んだ人格で何を考えてるのかよくわからなくて誰にも感情移入できない
でもなんか惹き込まれてしまうのがポランスキーだな、と思った