個人的ランキングNo.1女優であるフランソワーズ・ドルレアックの数少ない出演作でまだ観てなかったもの、とはいえポランスキー初期の作品だしどうせ気持ち悪いんだろうなあ(笑)と思っていたら案の定「何で登場人物たちがそうなるのか」の明確な解決など放置した、喉に小骨が刺さったまま1週間過ごすような違和感が延々と漂い続ける一本だった。しかもそれが突然やってきた悪者ではなく、夫婦でありながら心の通いが欠如し何もできない2人に向いてしまうからさらに不快度も高い。まあそんな汚い人間心理が浮かび上がった画面の中でドルレアックが見とれるほど美しかったので、点数はそちらにw