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タイタンズを忘れないのKKのレビュー・感想・評価

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)
4.5
最高の青春映画!
後半ずっと涙腺崩壊してた

黒人差別が強く残っていた頃、白人と黒人の高校が統合され、アメフトのチームも人種が入り混じったチームとなった。
初めはどちらも全く相容れず、すぐに殴り合いの喧嘩が始まる始末だった。
それでもコーチブーンによって少しずつ変わっていく。
合宿で変わったと思われたが、学校が始まると周りの目は黒人差別で溢れている。
チームは再びバラバラになろうとしていた

この辺りから、キャプテンであるゲリーのかっこよさ、男らしさ、責任感、正義感、優しさなどなど、ただただゲリーが好きになる。
黒人と仲良くするゲリーを見て白人の友達や彼女が離れていく。それでもゲリーはチームを選んだ。最高のキャプテン!
バラバラになりかけているチームをキャプテンとして、まとめ上げる。
アメフトを始め、チームスポーツは仲間との関係性は勝敗に直結すると思う。少しでもギスギスした緊張感があるとチーム全体に悪い雰囲気が広がっていく。
再びまとまったチームの結束は強く、チームメイトのやりとりや、試合からも最高のチームであることが分かる。

人種差別はずっと続いていたが、タイタンズが勝ち続けることによって町の人も変わっていった。

後半からラストにかけては常に号泣
ゲリーとジュリオス、ブーンとヨースト
いがみ合っていた2人が、誰よりも強い絆で結ばれる瞬間。涙なしでは見れない。

アメフトのシーンも迫力があり、アメフトのにわかファンとしてはかなり楽しめた。

「タイタンズを忘れない」
「Remember the Titans」
タイトルも深い意味のある完璧な映画
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