あまんだ

灼熱の魂のあまんだのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.8
観たいなーと、思っていたけど、その時の自分の状況次第では、落ち込みそうなので、見合わせていた作品。
10年置いて、やっと観た。…置くだけの事はあった。

謎の放心状態から急死を遂げた母の遺言により、存在すら知らなかった兄と、父を探す双子の姉弟。
うかつに言うとネタバレになるので、あらすじにはあまり触れないが、一言で言うと、本当に衝撃の事実。
何故、真実を伝えようとしたんかなーとは、思ったけど、母としての気持ち、そして、真逆の観点、女性としての憎しみ。等の言い表せない複雑さで、書かな気がすまんから、敢えての2通を書いたんかなとは思った。ちょっと、子供たちの気持ちになったら、出生の真実が衝撃的すぎて、受け止めきれん。育ってきたバックボーンや、国民性の違いとかもあるかもしれんけど、日本人やったら、知らないほうがいい事だってあるから、それで幸せに生きられるならと、墓場まで持っていく方を選ぶ人が多い気がする。向こうは、何であっても、真実は知らなければならない、その上で善く生きよ。と、言う考え方なのだろうか。
又は宗教観か?
兄はあの後、どうしたんか?

非常に重く、感情を乱される衝撃作。
あまんだ

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