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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのnamのレビュー・感想・評価

4.3
「チームプレイの面白さ・爽快感!生まれ変わるM:Iシリーズの分岐点的作品」

今作ではブラッド・バード監督を起用。「Mr.インクレディブル」などの監督をしてましたが初の実写化作品。実写化を取ったことがない事を起用するのはある種の賭けな部分もありますが、結果的に大当たりでした。
トムは監督を見る目もあり、プロデューサーとして素晴らしいんでしょうね。

そして本作の魅力として「チームプレイ」の面白さがこの作品以降確立されたと言っていいと思います!今まではルーサー以外はパッとしないおまけみたいな印象でした。しかし本作からベンジー(サイモン・ペッグ)が現場に出てきて、分析官としてブラント(ジェレミー・レナー)そして紅一点のカーター(ポーラ・パットン)のチーム編成でメンバーが魅力的になった事でその掛け合いやチームプレイの爽快感などが一気に作品の魅力を押し上げてます!

そしてスパイガジェット要素ももちろんあり世界一高いビルも粘着グローブでペタペタ登っていく映像はかなりの画ヂカラがあります。それを実際にトムがスタントなしで演じているというからもう「役者魂」というより「狂気」すら感じます。

でも作品の中でも好きなのはアバンタイトルからのタイトルムービーに入るシーンはシリーズの中でもダントツでカッコいいですねー
牢獄からの脱獄シーンからの地下通路での導火線からのテーマソング!
これは初見はテンション上がりましたね。

M:Iシリーズの魅力となる要素を満遍なくかつ、バランスよく構成した傑作です。
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