コメディとなってますが、
コメディではないですね。
静かで特に盛り上がる場面もないので、
好き嫌いは分かれる映画だと思います。
特に若い人にはあまり響かないかと…
私は青春真っ盛りに戻るよりは
老後を考える方がずっと近い世代なので、
なんだかしみじみ考えてしまいました。
75歳でゲイであることをカミングアウトして、これからは思うように生きると宣言した父と、
38歳で初めて恋をした息子。
老人であっても、若者であっても、
人生は一度きりだから、
人生においては誰もが、ビギナーズ。
ベテランはいなくて、みんな初心者。
ユアン・マクレガー演じるオリヴァーは、
38歳のイラストレーター。
内気な性格ゆえになかなか恋が出来ず、
いつも犬としゃべっている…
犬にも丁寧に家の間取りを説明するし 笑
もうこの時点で、
あ、この映画好きかもって思いました💦
「150の言葉を知ってるけど、しゃべれないんだ…」
という犬のアーサー。
このアーサー役のワンちゃんが、かわいいし、すごくいい!
この子、ほんとに人間の言葉を分かっていると思う。
アーサー君に加点したいです💕
マイク・ミルズ監督の体験をもとに作られた映画なので、
このお父さんのモデルは監督の実のお父さん。
映像の見せ方が独特なのは、
この監督の特徴なのかな?
他の作品を観たことが無いので
私にはわかりませんが、
私は結構好きです。
何歳からでも、
思うように生きられる
ちょうど、先日観たブラジル映画
「ぶあいそうな手紙」
も偶然にも同じテーマだった。
私もいつか、再出発してみたいな。