もた

犯罪河岸のもたのネタバレレビュー・内容・結末

犯罪河岸(1947年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

確かに違和感のあるオチだった。こういう大味な感じが苦手で避けてきたクルーゾー作品だけど、今は嫌いじゃない。むしろ好き。仲悪そうな夫婦だけど実はそうでもない、という描写。二人がお互いを見つめ合い、歩み寄ると、ほったらかした鍋のミルクが噴き出ている、という時間経過と情事を暗示するモンタージュ。取調べ中に自白を強要したり、なかなか酷いやつだけど、娘が大好きというちょっと変わった刑事のキャラ造形。
もた

もた