有名な映画監督のようですが、
不勉強ながら全く知りませんで…
初鑑賞かつ途中までしか見ずにTSUTAYAに返却したので正直かなり
へんてこな映画だなぁ〜という感想です
半分くらいしか観てませんが、
白昼夢のような映画でしたね笑
ほぼほぼ説明なしにグラサン掛けてカッコつけているダンディメンたちが
なにやら酒場のような所で企んでるのですが、話が全くふわふわしてる…
『この街を出て安全な
向こうの街へ行こう』ということ
なんですが…時代背景も分からないけど
何か危なげな事が世間で起こってる描写もない。
そんなこちらのクエッションマークは置いといて彼らは話し合います。一人が宣言する。俺たちはこの社会から突き離されてるといった旨の。危ない奴ばかりだと。
『外に老人や子供らを野放しにするから、おちおち歩けしない』的なことを。
またハテナが増えてるともう彼らは街に繰り出して早速行動に移る…
とてもツボだったのが、
『いいか、あの町に行くまでの道のりは危険だ。今から彼が説明する』
→別の男『危険なので俺たちは3ルートに分かれて向かう。』
…え、結局何が危険なの?
というシーンです。笑った。
後半で意味が分かるのかなぁ…
彼らが車掌を寝かしつけてトレインを強奪。駅で颯爽と降りて背後から目を覚ました車掌に銃で仲間の一人が撃たれる。
このシーンでようやく『ああ、変な映画なんだ』と気づきました。
仲間が撃たれて倒れたのに、彼らはおや?という風に歩幅も変えずゆっくり近寄って眺めるだけ。撃たれた方も参ったぜ、と言わんばかりに余裕げで、煙草を仲間から一本もらって一吸い。で死亡。
何が伝えたいんだ。
衰退していくダンディズムでしょうか。
それにして野蛮です。
カフェで話し合う場面では入店いきなり
ウエイトレスを襲ってしまう。
仲間はそ知らん顔で他の仲間の愚痴を言い始めるし、他の客も全く気にも止めてない様子。影愚痴を言われた仲間がうわーん!とばかりに外に飛び出して、外では車で別の仲間が仲間を轢き飛ばす。
そして何事もなかったかの
ようにカフェを出る。
ウエイトレスの倒れた足が映ってる。
とんでもないはずなのに、何もかもがフラットに描かれてて不思議と全て下らないジョークのような軽さがあります。
面白い。
まるで夢のようで、
誰一人会話が噛み合ってないのも不思議。
海岸で普通に会話してたのに、急に一人が海に倒れ落ちて、仲間は幸先が悪いじゃないか!と見当違いに怒ってる。
なんなぁ!?これ!??
できれば最後まで観たかったけど、
もう一回借りるかは微妙なところ笑