仲代達矢等が主演の任侠映画。
土佐の侠客一家の女性たちの波乱の人生を描いた作品。
BSだかでやっていたのでなんとなく流し見していたのですが、気がつけば続きが気になって普通に鑑賞してしまいました。
映画として面白かったかというと微妙ですが、時代劇と現代劇の狭間のような時代を映した少し懐かしさを感じる映像には非常に魅入られました。
夏目雅子さんの時代を超えた美しさに酔える一本ではあるのですが、
一番のびっくりポイントはタイトルにある鬼龍院花子さんの扱いがとても雑なことでした（笑）
思い返せばきっちり花子さんの一生を追ってはいるのですが、どうも周りの人達が豪華すぎて霞むどころか忘れてしまいそうになるという謎の演出。
これは監督が何かを狙っていたのでしょうか？
その点だけは気になりました。
