エロと言うより、スケベとかエッチとかいう言葉が似あう映画だと思う。
パンチラ、胸チラ、水着、下着、おっぱい、とやらしい要素は満載なのに、あっけらかんとしているうえに、あまりにもお馬鹿で、まったくエロさを感じさせない。
だからといって、真面目な青春映画というわけでもない。
エロを軸に、ひたすら思春期の男の子たちのバカさを描く。これはそういう映画だ。
それにしても、いまの時代、こんな映画を撮ろうと思っても撮れないだろう。
80年代には、これが市民権を得たばかりか、大ヒットしたのだ。
まったくもって、80年代のおおらかさを強く思わされる。