青二歳

昼下りの情事の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

昼下りの情事(1957年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

良い少女ロマンスもの。オードリーヘップバーンのアイドルらしさが少女の初恋物語にマッチしてとても魅力的(20代後半なのに!)。
これ本当にパリ・オペラ座でロケできたんですかね。よくハリウッド映画にロケの許可出しましたね…かつて“オペラ座の怪人”ではパリ・オペラ座をセットで再現していたハリウッドがめでたくロケ撮影。初はどんな映画なんだろう。話を戻して劇場ですけども…まず二階以上から一階の客は視認できませんよね…パリ・オペラ座だと可能なんだろうか。まして後ろ姿で…常連さんで髪型か洋服に特徴のある方ならまだしも(2階の席はあまり行かないけど某評論家と某美女アナウンサーは目立つから分かる。あとよく出くわす常連の赤毛のおばちゃま)。普通気付かないだろう…

10代の娘らしい背伸びの初恋がたいへん可愛い。特にパパの探偵ファイルから仕込んだ耳年増で、すっかり恋多き女に変身するところなんて素晴らしいアイドル映画です。ただこの男…女口説くときに毎回同じセッティングするって本気でキモいですね(*´﹀`*)ジプシー楽団はステキだけれどもこいつ絶対結婚しないほうが幸せだと思う。
パパのキャラクターがとてもいい。単に口うるさい子煩悩のシングルファザーではなく、私立探偵というキャラが活かされた気の利いた台詞が洒落ている。ビリー・ワイルダーらしい出来過ぎの脚本だけど、嫌味な感じはなく素直に面白い。
ボールチェーンをプラチナと言い切る度胸は全世界の女性が見習っていいやも分からん(๑¯ω¯๑)
サウナにヴァイオリンを持ち込まされる楽団あわれ。あと細かい日本ネタはなんなのか。日本の新聞読めないのに無理矢理差し込んで。
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