荒野のジャバザハット

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にの荒野のジャバザハットのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

まず根本的にあんな重役共がみんな一つになりましょうね〜なんて、思うか!!!

結局シンジ(庵野)の拗らせを押し付ける内容で他人の事なんて完全無視。それを作品内のメインテーマていうんだから、、、面白いよね😇おそらくそこが中高生の共感を生むのだろうなと。そこはとっても良いと思う。

この映画はオナニーです宣言から始まり、そんな潔い開始にも関わらず、ラストのセリフもなんか逃げたなって印象で、これやるなら俺きもいですけど何か?てスタンスでやりきれよ。
実写映像も現実側へ押し付けてくる鬱陶しさにしか感じないし、陰キャのオラオラ映画といった印象。グロさもエロさも好みじゃないし、やっぱエヴァ合わないなー。なにより1番は全キャラクターが会話のキャッチボールをしてるようで全くしていない一方通行な物である事をこちら側にも共有してくるところ。受け身しか取れない視聴者にシンジを通して精神論をストレートに投げつけてくるのは意見の押し付けにしか思えなかったな。こう感じるのも庵野監督の言葉と文字で全部説明してくれる親切心(笑)からくるものが大きいのだが。。。

というかやっぱりこの年齢にはキツ過ぎるという結論にいつも達する。
でも記号的な宗教感と言語羅列する作風はやっぱきついかな…

正直全っっ然好きじゃないけど作家の人間性全開という意味で楽しめるよね。

ファン的に今作はどうなのか気になるところ。
ただ不思議とまたみても良い気がしてくるのは何故だ