マテ

フェーンチャン ぼくの恋人のマテのレビュー・感想・評価

4.2
この切なくて悲しくて苦くて甘くて優しい感情をどう呼べばいいのだろう。消化しきれない感情が全部涙になってとめどなく流れてくる。
あの頃はもう二度と戻らないけれど、ジアップの心の中でノイナーは、どんなに色褪せても永遠に一等輝いていて、子供時代の「フェーン」であり続けるのだろう。ラストのノイナーの笑顔で決壊して、泣きながらこのレビューを書いている。見る人を選ぶかもしれないが、刺さる人には絶対に刺さる。おすすめのタイ映画として記憶しておこう。
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